熊井の森SATOYAMA自然学校 第1回公開講座 開校

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 6月19日(土)、午後1時より、「熊井の森SATOYAMA自然学校 第1回公開講座」を開校しました。講師の金丸弘美氏による演題は「<食>を活かした地域づくり」。全国の地域づくりの実例を紹介しながら、農業と観光のコラボが必要であり、かつ、十分可能である。ただ米を作って農協に下ろしているだけでは、収入にならない。地元で作るコメの物語(ストーリー)を一緒にして付加価値を付けて販売すれば数倍、数十倍の収入も見込める。たとえば、ホタルの里づくりをすることで、ほたるが棲めるほど環境がいいところでつくったコメであることを具体的にPRでき、消費者自身にもホタルの環境づくりに関わってもらえれば、同じコメでも特別のコメとして多少高くても買っていく。つまり、コメをめぐる体験と物語をセットで売れば道は開ける。後は数人ででもまずは始めること。
 また、埼玉県はイタリアンレストランの店数の多い県だそうで、休耕地にヨーロッピアン野菜をつくって供給すれば、1000万円以上の売り上げを期待できるとも。
 自然保護を地に足を付けたものにしていく上で、参考になる様々なアドバイスがあったのではないでしょうか。
 環境フォーラムは、お試しで、ハト麦栽培を始めました。金丸さんは「ハトムギでは収入にならないなあ」とのこと。ま、それも含めて、まずは自分たちでいろいろやってみようと思います。ご一緒にいかがですか。

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