8月15日 雨の中、第3回SATOYAMA自然学校を開校しました

8月15日(日)第3回講座 中村幸人氏(東京農大名誉教授)による「熊井の森 植生学習会」&「里山と植生」講演会を開催しました。

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集合場所への案内看板 その側と道路入口に女性スタッフが道案内に立ちました

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午前中の熊井の森植生学習会参加者の皆さん

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午森に手を入れなければ自然林になります。
活用し手を加えていければ森が再生します。
すべての森を再生することは難しい・・・とすれば
自然林と再生の森にゾーニングして取り組めるか。
地主さん、地域の方々、熊井の森を大切に思っている人たちで、
どんな森にしたいのか合意形成していく必要がありそうです。

古くなっている木はある程度の高さで切れば、再生していく。
里山は、人の営みにより、利用され、再生されてきた。
利用することがなくなり、手入れもされなくなってきた。

課題を突きつけられた観察会でした。
少しは賢くなったかな。

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午後の講演会

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午後の講演会に参加された方々との記念写真

午前に続いての午後の講演会。
生憎の雨で、足下が悪かったので、午前中の参加は取りやめて
午後だけ参加の方も数人おられました。
確かに転んだら大事になりますからね。

里山の素晴らしさを学びました。
生態系は見事な循環のシステム。
効率でなく、多様性を大事にする森。
できるだけたくさんの生物を住まわせること=多様性
里山は無駄なくリサイクルされる循環型社会。

参加者からの質疑もたくさん。日頃から地道に活動されている方の参加もあり、
次々と手があがり、予定時刻が過ぎても延長戦。
先生の丁寧で詳細な分かりやすいお話と、熱心な参加者の皆さんで大いに盛りあがりました。
(2021・8・15付け「野田小百合のつぶやき日記」より)

【お詫び】
第2回の自然学校につづき、今回もZOOM配信に失敗しました。
せっかくZOOM参加をしていただいたのに、不具合続きで申し訳ありませんでした。
次回はもっと入念に準備をして、ご迷惑をおかけしないよう頑張ります。

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